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メイクブラシの洗い方・保管方法|長く清潔に使うためのお手入れ
執筆: Beauty Reco編集部編集責任者: 辻田 成吾
公開日: 2026-07-23 / 最終更新日: 2026-08-19 ・本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています。
なぜメイクブラシのお手入れが必要か
メイクブラシには使用のたびにファンデーションやパウダーの粉、皮脂が付着します。汚れたまま使い続けると、色の発色や仕上がりに影響することがあります。化粧筆メーカー公式のお手入れ方法をもとに、正しい洗い方・保管方法を紹介します。
洗う前に確認すること
お手入れ方法はブラシのメーカー・製品によって異なります。洗う前に、次の順番で確認することをおすすめします。
- 商品名・メーカー・型番を確認する
- 商品表示・取扱説明書・メーカー公式ページを確認する
- 水洗いできる製品か確認する
- 指定されている洗浄剤を確認する
- 濡らしてよい範囲を確認する
- 指定されている乾燥方法を確認する
- 公式情報が確認できない場合は、一律の方法を推測しない
天然毛か人工毛かという毛の種類だけで、洗い方を決めることはできません。同じ天然毛・人工毛でも、メーカーや製品によって案内される方法は異なります。
毎日のお手入れ
- パウダー系のブラシ: 手のひらで筆の表面をやや強めにはたき、粉を落とす。落ちきらない場合は筆ぬぐいやティッシュで優しくふき取る
- リップ・アイシャドウ用のブラシ: 筆ぬぐいやティッシュで、筆の表面だけを滑らせるように優しくふき取る
洗い方
洗浄に使う水温・洗剤は、使っているブラシの製品案内・取扱説明書で指定を確認することが基本です。指定が特にない場合の一例として、白鳳堂公式では次のような方法が案内されています。
- 毛にお湯を十分なじませる
- 専用石鹸または無香料の石鹸を泡立て、根元から穂先にむかって汚れを優しく押し出すようになじませる
- 熱めのお湯で振り洗いする
- 穂先から少しずつ優しく櫛をかける
- タオル等で押さえて水気をしっかり取った後、指で形を整えて立てて陰干しする
上記は白鳳堂公式が案内する方法です。メーカーによって指定する水温・洗剤(専用クリーナーを推奨するメーカーもあります)が異なる場合があるため、必ずお使いの製品の公式案内を優先してください。
パウダー系のブラシは毎日はたく程度のお手入れでよいとされています。本格的な水洗いのタイミングは、メーカーや素材によって案内が異なります。においが気になる・毛先にダマができる・汚れが目立ってきたときを洗うタイミングの目安とする案内がある一方、頻繁な洗浄は毛質の劣化につながるため避けるべきという案内もあります。使用しているブラシの製品案内・取扱説明書を優先して確認してください。
乾かし方
ブラシは熱や紫外線で傷んでしまうため、ドライヤーなどを使わず陰干しします。穂先を下向きにするとよいという情報もありますが、化粧筆メーカー公式では「指で形を整えて立てて陰干しする」ことが案内されています。根元は乾きにくいため、完全に乾くまで時間がかかる点に注意してください。
保管方法
- 日常使い: コップなどに立てておくとよい
- 長期間使わない場合: 購入時についていたビニールに入れ、寝かせておくことで毛先の形崩れを防げる
毛先がつぶれないよう、寝かせたまま重ねて収納するのは避けましょう。竹宝堂公式では、カビの発生を避けるため、湿度の低い場所にしまうことが案内されています。
注意点
洗浄後、根元まで完全に乾かさないまま収納・使用することは避けてください。毛先を引っ張る、強くねじって絞る、強くとかすといった扱いは毛切れの原因になるため避けましょう(竹宝堂公式)。合成繊維のブラシは洗浄剤が残りやすいため、竹宝堂公式ではすすぎを特にしっかり行うよう案内されています。白鳳堂公式では、つけ置き洗いは穂先の脱落や色落ち・傷みの原因になるため避けるよう案内されています。効果・仕上がりの感じ方には個人差があります。
メーカー公式案内を比較する
白鳳堂・竹宝堂・資生堂の公式お手入れ情報を、公式ページ本文で確認できた範囲で整理しました。同じ「メイクブラシ」でも、メーカーや製品によって案内は異なります。下表は各社製品へそのまま横断適用できる共通ルールではありません。実際に使用している製品の表示・取扱説明書を優先してください。
| メーカー | 洗うタイミング | 洗浄剤 | 洗う部分 |
|---|---|---|---|
| 白鳳堂 | においが気になる・毛先にダマができる等、不快に感じたとき(洗いすぎは筆を傷める原因になるとの案内あり) | 専用石鹸または無香料の石鹸 | 毛部分(根元から穂先へ) |
| 竹宝堂 | 毎日ティッシュオフしていれば月1回〜半年が目安。毛先の汚れ・束になる・肌あたりの変化を感じたとき(頻繁な洗浄は毛質の劣化につながるとの案内あり) | 専用クリーナー、または中性洗剤・シャンプーを薄めたもの | 毛部分 |
| 資生堂(ファンデーションブラシ131等) | 汚れが目立つ・粉含みが悪い・仕上がりが悪いと感じたとき | 専用クリーナー、または中性洗剤を薄めたもの(無水エタノールは不可) | 毛部分 |
| メーカー | 水温・すすぎ | 乾燥方法 | 避ける行為 |
|---|---|---|---|
| 白鳳堂 | 熱めのお湯で振り洗い、洗浄成分が残らないよう十分にすすぐ | 形を整えて立てて陰干し(直射日光・ドライヤーは絶対不可) | つけ置き洗い、ドライヤー、直射日光、洗いすぎ |
| 竹宝堂 | ぬるま湯。合成繊維は特にしっかりすすぐ | 直射日光を避け風通しの良い場所で自然乾燥(ドライヤー不可) | 穂先を引っ張る、強く絞る、強くとかす、ドライヤー、直射日光 |
| 資生堂(ファンデーションブラシ131等) | ぬるま湯で軽く振り洗い、洗剤が残らないよう十分にすすぐ | 風通しのよい日陰で完全に乾かす(密度の高いブラシは3日程度)、ドライヤー不可 | つけ置き洗い、無水エタノール、ドライヤー、完全乾燥前の使用・保管 |
本記事で紹介している商品はいずれも竹宝堂の熊野筆のため、竹宝堂公式の案内を優先してください。資生堂の情報は、資生堂製品(ファンデーションブラシ131など)を使用している方向けの参考情報として掲載しています。資生堂公式では「メイク製品・スキンケア製品・皮脂の付着や、完全に乾燥する前の使用は雑菌繁殖や肌トラブル・臭いの原因になる場合がある」と案内されていますが、これは資生堂が同社のブラシについて示している内容であり、他メーカーのブラシへ一般化するものではありません。
避ける行為と公式が示す理由
各社公式で理由まで確認できた、避けるべきとされる行為をまとめました。理由が公式資料に明記されていないものは掲載していません。
| 避ける行為 | 公式に示された理由 | 該当メーカー |
|---|---|---|
| つけ置き洗い・口金までの浸水 | 穂先の脱落、色落ち・傷みの原因になる/接着剤の劣化リスクがある | 白鳳堂・資生堂 |
| 毛先を引っ張る・強く絞る・強くとかす | 毛切れの原因になる | 竹宝堂 |
| 洗浄剤をすすぎ残す | 特に合成繊維は洗浄剤が残りやすい | 竹宝堂 |
| 無水エタノールを使う | ブラシの材質を損なう可能性がある | 資生堂 |
| ドライヤーで乾かす | 毛が弱くなる・毛材質が変質する・表面が傷み毛先が広がり劣化が早まる | 白鳳堂・竹宝堂・資生堂 |
| 直射日光に当てて乾かす | 毛が弱くなる・傷む | 白鳳堂・竹宝堂 |
| 十分に乾く前に使用・収納する | 雑菌繁殖や肌トラブル・臭いの原因になる場合がある(資生堂ブラシの案内) | 資生堂 |
| 頻繁に洗いすぎる | 筆を傷める・毛質の劣化につながる | 白鳳堂・竹宝堂 |
洗浄判断フロー
洗うかどうか迷ったときの確認の流れです。必ずこの順序で行えば安全というものではなく、製品の公式案内を優先するための補助的な流れとしてご利用ください。
- 汚れ・におい・毛のダマ・粉含みや仕上がりの変化を確認する
- 商品表示で水洗いできるか確認する
- 水洗いできない製品は、指定されている日常ケアだけを行う
- 水洗いできる製品は、指定されている洗浄剤と水温を確認する
- 穂先・毛部分など指定された範囲だけを洗う
- 洗浄成分が残らないよう十分にすすぐ
- 指定されている方法で水気を取る
- 風通しのよい日陰など、指定されている方法で完全に乾燥させる
- 完全に乾く前に使用・収納しない
洗浄前・乾燥後チェックリスト
チェックできたからといって、必ず問題が起きないことを保証するものではありません。あくまで確認の目安としてご利用ください。
- 洗浄前: メーカー・型番を確認した/水洗いできるか確認した/洗浄剤と水温を確認した/濡らしてよい部分を確認した
- 乾燥・収納前: 洗浄成分が残っていない/公式の方法で水気を取った/完全に乾燥した/毛抜け、変形、異臭等の状態を確認した/湿度の高い場所を避けた
価格帯の目安
| 価格帯 | 特徴 |
|---|---|
| 1万円台 | 天然毛を使った本格的な化粧筆(2本セット程度) |
| 1万円台後半〜 | パーツ別に選定された天然毛の化粧筆セット |
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価格や仕様は変動するため、購入前に商品ページで詳細をチェックすることをおすすめします。
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よくある質問
Q. メイクブラシはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?
パウダー系のブラシは毎日はたく程度のお手入れでよいとされています。本格的な水洗いのタイミングはメーカー・素材によって案内が異なり、においが気になる・毛先にダマができる・汚れが目立ってきたときを目安とする案内がある一方、頻繁な洗浄は毛質の劣化につながるとして避けるよう案内するメーカーもあります。使用しているブラシの製品案内を確認してください。リップ・アイシャドウ用のブラシは使用のたびにふき取ることが案内されています。
Q. ドライヤーで乾かしてもいいですか?
ブラシは熱や紫外線で傷んでしまうため、ドライヤーの使用は避け、陰干しすることが推奨されています。
Q. 天然毛と合成毛、お手入れ方法は違いますか?
基本的な洗い方・乾かし方の考え方は共通していますが、竹宝堂公式では、合成繊維のブラシは洗浄剤が残りやすいため特にしっかりすすぐよう案内されています。天然毛・合成毛それぞれの詳しい注意点は、お使いの製品の公式案内・取扱説明書で確認することをおすすめします。