A1050(純アルミ)ハンド式ファイバレーザ溶接可否
範囲データ

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A1050(純アルミ)ハンド式ファイバレーザ溶接可否
範囲データ

当社製品のハンド式ファイバレーザ溶接機【UW-SHシリーズ】では、TIG溶接では難しいアルミ材の溶接も簡単に行う事ができます。
では、どの程度の出力でどれほどの溶け込みが得られるのでしょうか。
検証結果をご紹介します。

使用機種及びその他仕様

使用機種 ハンド式ファイバレーザ溶接機【UW-SH1500(1500W)】
アシストガス 窒素:15ℓ/min
出射角度 20°

検証ワークについて

検証ワーク種
①AL1050 t1.0突合せ
②AL1050 t2.0突合せ
③AL1050 t2.0+t1.0 重ね
④AL1050 t2.0+t2.0 重ね

ワーク厚みに対しての裏面貫通溶接可否範囲検証結果

No. 厚み 出力 溶接部拡大 表面 溶接部拡大 裏面
1.0 325W t1.0 表面 t1.0 裏面
2.0 800W t2.0 表面 t2.0 裏面
3.0 1100W t3.0 表面 t3.0 裏面
4.0 1500W t4.0 表面 t4.0 裏面

ワーク厚みに対しての裏面貫通溶接可能出力

上記のグラフで確認出来るとおり、t1mm以下は【UW-SH500 500W】、2mm以下は【UW-SH1000 1000W】、t3mm~t4mmは【UW-SH1500 1500W】を推奨させて頂きます。

上記検証結果は、A1050でのデータとなります。3000系・5000系など、アルミ材でも含有物が異なるものに関しては、溶込み量が変化致しますので、あくまで参考例としてお考え下さい。

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